平成10年4月30日に地方公共団体による都市公園に設置された遊戯
施設が、前日に巡視を行ったにもかかわらず、倒壊する事故(ゆりかご型
ブランコ)が発生した。こうした事故の再発を防ぐため、国土交通省にお
いても、「都市公園の安全管理の強化について」平成10年5月1日公園
緑地課長通達をもって緊急に総点検を行うよう地方公共団体に依頼した。
その結果、次のような調査結果が上がっている。
(1,802団体:92,944箇所の公園の総点検が行われた)
★ 点検した施設の状況
・点検の結果、補修・撤去等、何らかの対応が必要になった都市公園
及びその他の公園は、点検公園数の12.8%にあたる11,943箇所。
・点検の結果、補修・撤去等、何らかの対応が必要となった施設は、
16,979基。そのうち、応急対策として使用禁止措置をとった施設数
1,026基(6.0%)、撤去した施設数1,179基(6.9%)
・何らかの対応が必要となった施設のうち、約1/4は、ブランコで
あり、その半数は設置後16年以上経過したもの。

何らか対応が必要となった施設数16,979基
(調査対象公園数92,944ヶ所)
また、国土交通省では、関係機関や地方公共団体の意見を聴くととも
に、我が国の都市公園の現状を踏まえ、諸外国の遊び場や遊具の安全確
保に関する指針や規格を参考として、我が国の都市公園における遊具の
安全確保に関する基本的な考え方を示した「都市公園における遊具の安
全確保に関する指針」を、平成14年3月11日に公表した。
この指針は国又は地方公共団体が管理する都市公園における遊具の安
全確保のための参考資料として別添のとおり公園管理者に周知すること
としており、これにより、公園管理者において必要な安全措置が講じら
れ、都市公園における遊び場の安全性が一層高まることが期待されてい
る。なお、指針については国土交通省のHPからダウンロードできる。
・国土交通省HP 都市・地域整備局 公園緑地課
「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」について」